英国雑感

娘が英国に嫁いで18年になります。
孫も二人いて会う度に大きくなっていて驚かされます。
単なる観光旅行と違って、家族と同様の暮らしを経験するといろいろなことがわかってきます。
そんな事柄を綴ってみたいと思います。

Brexit から Bregret へ

国民投票でEU離脱を決めたのに、もう離脱賛成派の中から後悔の声が挙がっているとか。

マスコミの過剰な離脱報道、リーダーの虚言、国民の軽挙妄動の結果だと思われます。

「EUへの拠出金を福祉にまわす」という説は嘘だったそうで、期待外れ。

EU側の対応も「単一市場参入の条件は四つの移動の自由を認めること」と厳しく、

イギリスに良いとこ取りをさせると追随する国が続出するかも知れないと危惧しています。

急激な株価下落とポンド安はひと段落したものの、今後の世界経済、国際情勢は予断を

許さない状況です。

さらに国民投票をやり直せという請願が400万通もあるという民意の混乱、スコットランドや北アイルランドの残留派の動向など、国内の不安定材料はイギリスの将来に暗雲を投げかけています。