初めての訪英
僕の初めての訪英は18年前の4月、娘の結婚式でした。
結婚の準備のために帰国していた娘と妻を伴って(というより連れられて)の初めての海外旅行です。
英語もろくに話せないのに新婦の父親としてスピーチするのだと聞かされて、出発前から緊張しっぱなしです。
Oxford shire の小さな村の古い教会での挙式でした。
4月は英国ではまだまだ寒い時期です。ましてや16世紀に建てられた石造りの教会では暖房もままならず、本当に寒かったのが忘れられません。
6人の村人が鐘を鳴らしてくれて、その鐘の音は村中に鳴り響きました。
英語での式次第はよくわかりませんが、内容は大体日本と同じようでした。
披露宴は近所のパブを借り切って行われました。
日本と違ってworking class のパーティーはざっくばらんで、式服に身を固めて祝儀袋を差し出すということもなく、花だのカードだの金一封だのと自由で、主催者も酒と一皿料理を振る舞うだけで、あとは各自自腹で飲み食いするというスタイルでした。
披露宴は花嫁のスピーチで始まります。和文の原稿を日本人の友人が英訳してくれました。
「For xxx & xxxx cherrs! 」僕の音頭で宴は始まりました。
Best man が二人を紹介、バンドが入ってダンスも始まります。つづく
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